化粧品製造販売業許可取得は難しい?取得の実態と注意点を解説
「化粧品製造販売業許可の取得は難しいのか?」というご質問をよくいただきます。
結論から言うと、化粧品製造販売業許可を取るだけなら簡単です。
ただし、業務運用まで含めると化粧品製造販売業許可は一気に難しくなります。
この記事では
・どこが簡単でどこが難しいのか
・失敗しないポイント
を実務ベースで解説します。
化粧品許可の難しさについて、全国各地から年間多数の化粧品許可取得のサポート相談、許可取得後の業務運用サポート、許可の更新サポートを行っている
総括製造販売責任者、責任技術者経験者であるサイト管理人が、制度・資格・実務・現場のリアルまで完全に解説します。

化粧品製造販売業許可は「取得」と「取得後」で難しさが大きく異なります。違いを比較すると次のとおりです。
| 項目 | 許可取得 | 許可取得後 |
|---|---|---|
| 難易度 | 低い | 高い |
| 必要知識 | 少ない | 多い |
| 必要期間 | 約2か月 | 継続 |
| 実務経験 | 不要 | 重要 |
| 行政書士対応 | 申請代行を依頼可能 | 運用支援を受ける場合は月額顧問等が必要 |
結論:化粧品製造販売業許可を取るだけなら簡単です
* 実際は書類+要件で取得可能
化粧品総括製造販売責任者になれる人材が常勤でいれば(見つかれば)許可取得は簡単です。
薬剤師、化学系大学卒の方が簡単に化粧品許可を取得しています。
* 特別な設備はほぼ不要
化粧品許可(化粧品製造販売業許可)は、製造ではなく「販売責任を負う許可」です。
そのため、以下のような特徴があります。
・専用の工場・設備は不要
・特別な機械や製造ラインも不要
・事務所は自宅の一室でもOK(※居住スペースと区分されていること)
化粧品製造販売業では
👉 ラベル貼りや箱詰めなどの作業もできないため、設備自体が不要です。
化粧品製造販売業に関係する手順書を用意するだけ
実際に、マンションの一室で化粧品製造販売業許可を取得し、事業を開始しているケースも多く見られます。
詳細は化粧品製造販売業許可取得のために必要な構造設備
化粧品許可(化粧品製造販売業許可)取得が簡単と感じられた方は、許可取得手順の検討。
化粧品許可取得の完全ガイド|化粧品製造販売業・化粧品製造業の許可取得手順と期間を解説
化粧品製造販売業許可が難しいケースとは?
難しい点は「総括製造販売責任者」になれる人材が社内にいない場合に難しいです。
化粧品製造販売業許可の取得で最も重要なのは、
「総括製造販売責任者」の存在です。
この総括製造販売責任者は常勤で配置する必要があり、以下のような要件を満たす人材が必要です。
* 薬剤師
* 化学系大学卒
* 高校で化学履修(授業を受けた)+化粧品製造販売業者での実務経験3年以上
詳しくは化粧品総括製造販売責任者とは製造販売業の責任者です資格要件と兼務
総括製造販売責任者になれる人材が常勤であることが一番難しいところです。
化粧品製造販売業許可の取得が難しい人の特徴
以下に該当する場合、化粧品製造販売業許可の取得は難しくなる可能性があります。
本当に難しいのは「化粧品製造販売業許可取得後の業務運用」
化粧品製造販売業許可は取得自体よりも、取得後の業務運用のほうが圧倒的に難しいのが実情です。
許可取得がゴールになって終わりではありません。
👉 **許可取得時の作業の“数10倍”の業務量になると考えてください。**
許可取得後は、記録作成・市場出荷判定・自己点検・教育訓練・各種届出など、継続的な業務が発生するため、許可取得時よりも業務量は大幅に増えます。
行政書士へ許可申請を依頼した場合でも、許可取得後のGQP・GVP運用は許可取得者自身が実施する必要があります。
化粧品製造販売業・製造業は取得後の運用が重要|GQP・GVP・記録管理・更新調査を解説
具体的には以下のような運用業務が発生します。
さらに具体的には、
これらの化粧品製造販売業許可の業務運用は実務経験が無いとできません。
手順書には書いてあっても、実際にどのように運用し記録していくかは実務経験がないと出来ないと考えてください。
化粧品製造販売業許可の運用ができないとどうなる?(重大リスク)
適切な運用ができていない場合、以下のようなリスクがあります。
5年後の更新時調査では品質管理記録・安全管理記録・出荷判定関連記録などすべての手順書、記録等を確認されます。
化粧品許可更新手続きと更新時調査|化粧品製造販売業許可・製造業許可
「手順書があるだけ」では不十分で、
👉 **実際に運用できていることが重要**です。
FAQ
化粧品製造販売業許可は個人でも取れる?
化粧品製造販売業許可は個人でも許可を取る事は出来ます。
しかし、実際に個人(個人事業主)が許可を取って販売していくには、いくつか問題があります。
個人で化粧品や医療機器の製造販売や輸入販売を行う場合
期間はどれくらい?
化粧品許可を受ける都道府県により少し変わりますが、通常は申請してから約2か月と考えてください。
化粧品の許可や届などの申請提出先と手続日数や有効期限
費用はいくら?
許可申請での手数料は都道府県によってかわります
また、許可申請代行を行政書士に依頼した場合には、申請代行費用が必要になりますが、
許可取得までの代行費用であり、許可取得後の業務運用や指導料は含まれていないので注意です。
総括製造販売責任者が退職したら?
総括製造販売責任者の不在期間は認められません、退職前に新しい総括製造販売責任者への変更届が必要です。
未経験でも運用できる?
手順書があっても実務経験がないと適切な運用は難しいでしょう。
化粧品製造販売業許可の取得は専門家への相談がおすすめ
ここまで解説した通り、化粧品製造販売業許可は
* 取得自体は簡単
* しかし運用は非常に複雑かつ難しい
という特徴があります。
そのため、
👉 **最初の段階から運用実務経験のある専門家に相談することで、リスクを大きく減らすことが可能です。**
よくある失敗例
* 許可取得して終わり・・・許可取得後の運用サポートがない
業務運用経験がない専門家では運用実務のサポートは受けられません。
専門家と名乗っている方でも実際に化粧品製造販売業者の中で実務を行っていた方はほぼいないのが現実です。
化粧品の許可を行政書士に申請代行代理依頼する費用や注意点と選び方
【無料相談受付中】化粧品許可の取得・運用を総括製造販売責任者、責任技術者の経験者がサポートします
多々の疑問で悩んだり、ご自分で調べたりするのは長い時間がかかるだけです。
自分の思い込みで間違った方向に進んでしまう危険、回り道をしてしまう危険もあります。
* 何から手を付けたら良いかもわからない
* 「自分は化粧品許可を取得できるのか知りたい」
* 「総括製造販売責任者の要件を確認したい」
* 「取得後の運用まで見据えて準備したい」
* 現在、運用が出来ているか不安
このようなお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。
ほんのちょっとの疑問質問から専門的な踏み込んだ質問まで
全国各地から年間多数の化粧品許可取得のサポート相談、許可取得後の業務運用サポートを受けております。
👉 **相談は無料です。お気軽にメールや電話でお問い合わせください。**
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